【卒業式】着付けに必要なアイテム&当日の持ち物リスト
卒業が決まったら、卒業旅行や就職の準備など、学生は大忙し!しかし卒業式直前になって、「袴の着付けをしてもらう時に必要なものは?」「当日の持ち物は何を用意すればいいの?」と焦って準備が適当になってしまっては、せっかくの晴れ舞台も台無しです。余裕をもってしっかりと用意をしましょう。
「着付け」に必要なもの
① 着物(中振袖または小振袖)
② 袴
③ 振袖用長襦袢
④ 重ね衿・半襟
⑤ 肌着・裾除け
⑥ 袴下帯(半幅帯)
⑦ 衿芯
⑧ 腰紐(3~4本)
⑨ 着付けベルト(コーリンベルト)
⑩ 伊達締め(2本)
⑪ 帯板(前板1つ)
⑫ 足袋(ブーツの場合はストッキング)
⑬ 補正用タオル(4~5枚)
卒業式の和装は、成人式の時に揃えた振袖や小物を使用する人も多いため、レンタルの場合は「着物袴一式」または「袴のみ」で借りるものが異なります。着付けに必要な小物がすべて揃っているか、確認をしておきましょう。
当日は、一式を大判の風呂敷に包んでおくと、着付けてもらうときに着物や袴などの荷物を床に直置きせずに置いておけるので便利です。
袴に必要な小物
⑱ 履物(草履またはブーツ)
⑲ バッグ
⑳ 髪飾り
当日、できれば着付けとヘアメイクはセットで行うのがベストです。早めに会場近くの美容院を予約しておくようにしましょう。また、大学の中にはホテルの宴会場などを貸切にして、着付けとヘアメイクができるように学校側が手配しているケースもあるので、窓口などで確認してみることをおすすめします。
当日の「バッグの中身」
和装用のバッグは基本的に小さいため、持ち物はなるべく小さくまとめるようにしましょう。
■財布
長財布などは、それだけで場所を取ります。ミニ財布やがま口などにコンパクトにまとめましょう。
■必要最低限のメイク道具
化粧直し用のメイク道具も鏡付きのコンパクトやリップ、あぶら取り紙など、必要最低限のものを厳選するようにしましょう。
■ハンカチとティッシュ
卒業式では涙をぬぐうシーンもあるかと思います。ハンカチやティッシュは必需品です。
■スマートフォン
当日、友達と連絡を取ったり写真を撮っていると電池がどんどん減るので、充電はしっかりしておきましょう。
■エコバック
卒業証書や記念品、卒業アルバムなどを受け取ることもあるため、持ち運び用に用意しておくと便利です。
■クリップ
きものクリップがあると、トイレの時に便利です。女性用の袴はスカート状になっているので、着物の袖と一緒に袴の裾をクリップで止めておくことができます。ヘアクリップや洗濯ばさみなどでも代用できるので、2~3個持っておくと安心ですよ。
■印鑑と筆記用具
事務手続きなどの関係で書類の記入や印鑑が必要な場合があります。事前に確認をしておきましょう。
卒業式シーズンは冷えるので、袴の下にタイツを履いたり手袋やカイロを持参するといった防寒対策をしておくと安心です。また、学校によって持ち物リスト以外にも指定の持ち物が必要な場合があるので、必ず確認してくださいね。