【卒業式】袴は「いつ」「どうやって」準備するのが正解?
「卒業式には、袴で参加を!」と考えている方も多いのではないでしょうか?華やかな装いは、人生の新たな一歩を踏み出す日にふさわしいですよね。しかし、気になるのが袴の準備。“どのように一式揃えればよいか”、“卒業式の何ヵ月前に探すのがよいのか”、いざ考えてみると分からないことが結構ありますよね。ここでは、準備の仕方や袴を用意する時期などを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
準備 ① “レンタル”するか“購入”するか決めよう!
袴の準備の仕方は、大きく2つ。「レンタル」と「購入」があります。それぞれメリット・デメリットがあるので、自分に合ったものを選びましょう。
■レンタルで揃える
袴は卒業式以外に着る機会が少ないため、購入よりも安い価格で準備できるレンタルを利用する方が多いと言われます。袴に合わせる着物とのコーディネートを考えるのも、楽しみの一つです。しかし、「気に入ったデザインが既に予約済み」という場合や、前撮り・後撮りなどの写真撮影を考えている場合はレンタル期間内での日程調整が必要です。また、汚してしまった場合はクリーニング代などがかかることもあるので、注意事項などはあらかじめ確認しておきましょう。
■購入して揃える
袴に合わせて、着物や小物など一式を揃えるとなると、それなりの金額になります。さらに卒業式後は、袴を保管する場所も必要です。色々と手間がかかるイメージもありますが、一方で「デザインや色にこだわれる」「ゆとりを持って写真撮影ができる」などのメリットもあります。姉妹がいる場合や、学校の先生に就くことが決まっている方は、卒業式後も着る機会があるため、購入するというケースもあります。
■レンタル×購入で揃える
袴に合わせる着物は、振袖を利用しても大丈夫。そのため、成人式で振袖を購入した場合、袴のみレンタルするという方法もあります。小物なども成人式の際に揃えていれば、卒業式でも使えますよ。
準備② 袴の予約は秋頃までには済ませよう!
「早めに準備した方が良い」と言われていますが、具体的にはレンタル・購入ともに、卒業年度の9~10月くらいには予約をしておくのがおすすめです。特にレンタルは、準備が遅くなるほど“希望のデザインが予約で埋まっていて借りられない”ということもあるので、夏頃までにはレンタルにするか、購入するか、決めておきたいところです。購入の場合も、レンタルほど焦る必要はありませんが、早めに動いた方が余裕を持てます。呉服店などの店舗に足を運ぶなら、七五三がひと段落する11月15日以降が子ども客も少なく、比較的ゆっくりと見ることができますよ。
準備③ 自分に合った探し方を選ぼう!
■ネットやカタログで探す
レンタルする場合に多く、時間や場所を選ばず手軽に探すことができるので、学校などで忙しい方には嬉しいですよね。しかし、試着ができないことが多いので注意は必要。「袴の丈が思っていたよりも短い」「実際に着てみたら色や柄が自分に合わなかった」ということもあるので、サイズをしっかり確認し、親や友達に相談しながら決めるのが良いでしょう。購入の場合は、デザインの参考程度に留めておき、実際に買う・買わないといった判断は実物を見て決めることをおすすめします。
■展示会で探す
時期になると、レンタル業者や呉服店が開催したり、中には学校主催で展示会が行われる場合もあります。実物を見て、イメージを膨らませながら探せるので、レンタル・購入どちらの場合でもおすすめです。ただし、開催期間が限られていることが多いので、早めに情報収集をして日程を調整するようにしておきましょう。また、展示会によっては試着できることもあるので、着替えやすい服装で行くのをお忘れなく!
■店舗で探す
呉服店では、販売員の方が丁寧に説明・アドバイスをしてくれるので、特に購入を考えている方におすすめです。準備費用はかかりますが、卒業式後も手元に置いておけるので思い出に残りますよね。既に持っている着物や小物と合わせたい、という場合は持参して一緒にコーディネートを見てもらうのも良いでしょう。
“卒業式”という晴れの舞台を彩る「袴」。どのように探して決めるか、家族と相談しながら、思い出に残るものを見つけてくださいね。