代表的な帯の種類と結び方~浴衣編~
夏の楽しみといえば、かわいい浴衣を来てお出かけすることという方も多いのではないでしょうか?
浴衣に合わせる半幅帯は帯結びに慣れていない方でも扱いやすく、様々な飾り結びで楽しむことができます。
今回は代表的な浴衣の帯結びについてご紹介いたします。
文庫結び
「文庫結び」は浴衣に合わせる帯結びのうち最も基本の形です。
初心者の方でも手軽にマスターすることができる結び方ですので、一番最初に
覚える結び方としてオススメです。
一文字結び
文庫結びはすこし可愛いすぎる…と感じられる方にオススメなのが一文字結びです。
シンプルですっきりとした後ろ姿は、文庫結びよりも大人っぽい印象を与えます。
片蝶流し
こちらは文庫結びに少しアレンジを加えた結び方です。左右非対称に流れがあり、艶やかさを演出できます。
貝の口結び
男性の角帯と同じ結び方で、すっきりとした印象になります。昔は結婚した女性の結び方だったと言われています。シンプルで大人の雰囲気の結び方なので、シックな色柄の浴衣とも良く合います。
花結び
後ろ姿を印象付けたいときにオススメの華やかな結び方です。背中にパッと花が咲いたようなこの結び方は、浴衣を可愛らしく着こなしたいときはもちろん、シックでシンプルな浴衣のときにも帯で華やかさを演出できるのでオススメです。
リボン返し
文庫結びのようなリボンよりも少し落ち着いた雰囲気リボン返しは、スイートピー結びと呼ばれることもあります。帯がゆるみにくいため、人混みなどで長時間過ごされるときにオススメの結び方です。
まとめ
今回は浴衣に合わせる帯の結び方をご紹介しました。浴衣は、合わせる帯や結び方によって可愛らしくもなったり大人っぽくもなったり…好みやその日の気分に合わせていろいろと印象を変えることができます。
皆さんもぜひいろいろな浴衣の帯結びをマスターして、浴衣の楽しみ方の幅を広げてみてくださいね。