新しい年が来た!1月にふさわしい着物とは?

振袖の女性

冷たく澄んだ空気が心地よい1月。
新年にふさわしい着物についてご紹介します。

 

1月はどんな種類の着物・帯を着るの?


長襦袢や肌襦袢には温かい素材のものを。外から見えないようにして、洋服の下着を着こむのも寒さ対策には有効です。
また、1月といえばお正月。
昔は、お正月には新しい着物をおろしたり、晴れ着を着て初詣をしたり、親族や縁の深い方にお年始のごあいさつにまわったりしました。
20歳の成人式以来なかなか着る機会のない振袖が眠っていたら、ぜひお正月に着てあげましょう!
未婚の女性は、訪問着や付下げで初詣に出掛けたり、親せき宅を訪問したりしたら、華やかな装いにきっと喜ばれますよ。

 

1月におすすめの色柄


1月は冬真っ只中なので、暖色系の温かい色合いや、深みのある色味がおすすめ。
寒色系でもトーンを落とした深い色なら、寒々しくはありません。
また、年明けのおめでたい月なので、華やかな色柄を用いておめでたさを全身で表現してもいいですね。
牡丹や芍薬など大振りの花をあしらった染めの着物もゴージャスで、1月にふさわしい柄付け。
松竹梅や宝づくし、といった縁起物の柄はもちろん、干支をモチーフにした柄も季節に似つかわしく、すてきです。

 

1月におすすめの小物


お正月らしい吉祥文様をあしらった半衿や帯揚げは、気分を盛り上げてくれそう。
干支をかたどった帯留めをつけて、新年を演出してもおしゃれです。
また、冬のお出かけで欠かせないのがコート。
着物用のコートを持っていない場合は、洋服のときに使用する大判のショールやストールを巻いてもいいでしょう。
寒ければ、羽織を重ね着してもいいですね。
羽織は洋装でいうところのカーディガンなので、着物の上に羽織を着て、その上にコートを着て、さらにストールを羽織ってOK。
コートは室内に入る際に、玄関で脱がなければいけませんが、羽織はカーディガンなので着ていても大丈夫です。
手袋は肘まである長めのものがおすすめ。着物は袖の風通しがいいので夏は涼しいですが、冬は寒いのが難点。長めの手袋をしているととても温かいですよ。

 

まとめ

新年のフレッシュな空気とおめでたい雰囲気を表現する着物を着て、お正月気分を盛り上げちゃいましょう!