半巾帯を結ぶ
今回の花 京都きもの学院でのレッスンは「半巾帯を結ぶ」です!
半巾帯は浴衣に合わせる帯、ということなので、今年の夏の花火大会に浴衣で遊びに行けるよう、しっかりマスターしたいと思います!
体験者:晴美さん
着付けは初挑戦!
教えていただいた先生:白崎先生
花 京都きもの学院 新宿校教室長。
初心者にもわかりやすく、そしてとっても優しく教えてくれました!
レッスンの前に…
今回、浴衣は事前に着た状態からスタートします。
浴衣は着物の時のような長襦袢や半襟はありませんが、着方はどちらもほぼ一緒。
着物の着付けはだいぶ苦戦していましたが(笑)
浴衣は着物よりも生地が薄くて軽いので、私もようやく先生のお手伝いなしで着られるようになりました!やったー☆
※ほぼ先生に手伝ってもらった「着物を着る」の記事はこちらから
ということで、帯板まで付けたところで準備完了です!
半巾帯を結びます!
今回は、代表的な「蝶結び」を行います。
はじめに、手先の長さを測ります。
帯巾の約3.5倍の長さが必要なのですが、実は帯をパタパタと折るだけでこの長さが測れちゃうんです!
まず、帯の角に合わせて端を三角に折ります。これで、帯巾の長さが取れました。
そのまま、辺に沿ってもう1回三角に折ります。これで帯巾の2倍です。
今度は、(自分から見て)左上の三角の頂点に合わせて正方形に折ります。これで帯巾の3倍です。
最後に、この正方形を半分に折り
(自分から見て)左にパタンと折れば、帯巾3.5倍分の長さが取れちゃうんです!
もちろん、先生の受け売りです(笑)
目印としてクリップをつけておくと、分かりやすいそうですよ♪
長さを測るために折りたたんだ手先を開き、半分に折ります。
クリップを止めた場所が真ん中に来るようにして、
胴に帯を巻いていきます。
この時、先ほどのクリップを帯板に挟んでおくと、両手が使えるので楽になるんだそうです!
このまま帯を反時計回りに巻いていきます!
くるっと♪
くるり♪
これで1周です。手先が帯の上になるようにして、もう1周巻いていきます!
くるくるっと♪
ちなみに、帯を巻く時は
腕を回すよりも、自分が回転した方が巻きやすいのだそう。
体が硬い私でも、先生のお手伝いなしで出来ちゃいました!!
帯をふた巻きしたら、目印のクリップ外して
手先が上になるように結びます。
余った手先は、一旦コンパクトにまとめて
ほどけたり、ジャマにならないよう衿あたりにクリップで留めておきます。
次は、たれで蝶結びの羽根部分を作っていきます。
まず、自分の肩幅くらいの長さでたれ先を持ったら、
屏風だたみにして、残りのたれを折り重ねます。
全部をたたみ込んだら、真ん中で半分にして、
2つ山ひだの羽根を作ります。
留めていた手先を外し、2つ山ひだの羽根にかぶせるようして…
手先を下から上に引き出し、ふた巻きしていきます。
ふた巻き目で余った手先は、帯と帯板の間に入れます。
下に飛び出した手先も、折りたたんで帯の中にしまいます。
(リボンで手元が見えなかったので、先生に手伝ってもらいました 笑)
羽根の形を整えたら…
リボンを持って!お腹をへこませて!!
時計回りで帯を後ろに回します!!!
苦戦…(笑)
勢いで帯を崩さないように…
ちょっとずつ…
ちょっとずつ…
できた~!完成です!!
感想
いつも、「夏は浴衣を着よう!」と思うものの、帯の結び方が分からなくて、結局諦めてしまうことが多かったんですが…。今回教えて頂いた「蝶結び」は思っていたよりも簡単で、これなら自分で浴衣が着れそうだと思いました!
帯の結び方の中でも基本の形なので、これをマスターできれば、アレンジ結びなども手軽に楽しめるようになるそうですよ!
また半巾帯は、小紋や紬などカジュアルな場でも使えるので、結び方を覚えておくと重宝しそうです♪
ということで、最後は恒例の記念撮影☆
次回のレポートもお楽しみに!