留袖を着る
今回の花 京都きもの学院でのレッスンは「黒留袖を着る」です!
プライベートでもまだ着たことがないので少しドキドキしますが(笑)
頑張りたいと思います!!
体験者:晴美さん
着付けは初挑戦!
教えていただいた先生:白崎先生
花 京都きもの学院 新宿校教室長。
初心者にもわかりやすく、そしてとっても優しく教えてくれました!
留袖を着る前の準備
着物の時と同様に長襦袢を着ますが
黒留袖のような正装の場合は白の長襦袢を着るのがルールなんだそうです。
※「長襦袢を着る」の記事はこちらから
ということで、私もさっそく着替えて準備完了!
着付け、スタート!
着物を着る時と同じように、肩に合わせながら留袖を羽織ります。
※「着物を着る」の記事はこちらから
ここまでは…なんとか順調。(まだ序盤です…笑)
次に、袖に腕を通していきます。
うん、なかなか良い感じ♪
この段階で、背中心を合わせておくのがポイントなんだそうです!
次に衿先を両手で持ち、裾線を床すれすれの長さに合わせたら、
上前を腰骨より2㎝深い位置で決めます。
下前の褄先を床から15㎝ほどの長さに決めたら上前をかぶせます。
この時、上前は床から7~8㎝上げるのが目安です。
…と、ここで先生のお直しタイム!!
どうやら裾が下がっていたよう…(直してもらっています 笑)
位置が決まったら、ウエストベルトで締めます。
前に当てたベルトを、そのまま後ろで交差させ、再び前で留めます。
留袖は紋が入っているので、ここにシワが寄らないように注意が必要です。
着物を整えたら、次に掛け衿を3分の1ほど折り、比翼を5㎜出します。
比翼とは、2枚の着物を重ねて着ているように見せるためのものです。
かつては白地の下着を着て「本重ね」をしていたそうですが、現在ではこのような白羽二重の比翼仕立てというものが一般的なんだそう。
…が、これがまた難しい!(私、固まっています 笑)
ということで、またも先生に手伝ってもらうという…(スミマセン)
ちなみに、半衿は2~2.5㎝くらい見えるように位置を決めます。
下前の余分なおはしょりを内側に折り上げたら、きものサッシュの金具で留めます。
背中に通して、上前も留めます。
伊達締めを締めて…
身八つ口などを整えます。
このとき、おはしょりは伊達締めの下線から6~7㎝(人差し指くらいの長さ)にします。
帯板を付けたら…
ひとまず、留袖の着付け完成です!(顔が疲れてますね 笑)
帯を結ぶ(袋帯・二重太鼓)
続いて、帯を結びます。再び、集中です!
まず手先を左肩にかけ、長さを帯板の下線に合わせます。
残りの帯を胴にひと巻き。
帯を締めたら、さらにもうひと巻き。
ふた巻き目の帯もしっかりと締めたら、肩にかけていた手先をおろし、
「わ」が下になるように内側に折って、崩れないようにクリップで留めます。
残りの手先は前に持ってきて、クリップで留めます。
手先を整えている間、先ほどのたれは右脇にクリップで留めておきます。
次に、たれを肩に乗せ、お太鼓の山を決めます。
帯揚げをかけた枕を当てて…
残りのたれをかぶせて二重にしてきます。
二重になりました!
今度は、お太鼓を背につけます。
…が、腕が回らず。
素直に先生のお力を借りました(笑)
枕の位置は、帯の上線あたりが目安です。
枕の位置が決まったら、ガーゼを始末します。
帯揚げは最後に整えるので、この段階では仮結びで大丈夫だそうです。
仮紐でお太鼓の大きさを決めて、
前で結びます。
いよいよ、ラストスパートです!
前で留めていた手先を外し、
背中のお太鼓に通します。
帯締めをお太鼓に通して前で結んだら、
お太鼓を決める時につけていた仮紐をはずします。
最後に、仮結びにしていた帯揚げを整えて…
留袖の着付け、完成でーす!!
感想
最初は、留袖と着物の着付けの違いが分からなかったんですが、実際着てみると留袖の方がもっと大変でした!比翼(2枚の着物を重ねて着ているように見せるために、袖口・振り・衿などを二重に仕立てたもの)があったり、帯は二重太鼓だったり…
気を付けていないと、どんどん着崩れてしまうので必死!今回も、かなり先生に手伝ってもらいました(笑)
ただ、レッスンを始めた頃よりも、自分でできることが増えてきたのは嬉しい!
まだまだ練習は必要ですが、少しずつ着物の着方が分かってきたかなぁと思えるようになったのが、自分の中での成長ポイントですね(笑)もっともっと練習して、ピシッと着られるように頑張ります!
ということで、せめて記念写真だけでもピシッとしてみました(笑)
次回のレポートもお楽しみに!