200点以上の着物関係の展示にうっとり!この春必見の展覧会『特別展 きもの KIMONO』

(出典:https://kimonoten2020.exhibit.jp/index.html)

着物好きなら見逃せない圧巻の展覧会!2020年4月14日(火)から6月7日(日)まで、東京国立博物館 平成館にて、「特別展 きもの KIMONO」が開催されます。

鎌倉時代から現代まで、約200点もの着物や着物関連の作品が展示されるかつてない規模の着物の展覧会。

信長や秀吉、篤姫など歴史的な人物が実際に着た着物や、国宝『紅梅図屏風』などで知られる江戸時代の天才絵師・尾形光琳直筆の小袖、現代のデザイナーによる最先端ファッションとしての着物まで、幅広い展示を楽しめます。

 

国宝の着物など貴重な着物が多数展示

鎌倉時代につくられた国宝の着物から、伝統とモダンが融合した現代の着物まで、豊富な着物を展示。さらに、着物を描いた屏風や浮世絵などのアートも多数見ることができます。

展示の鑑賞を通して、着物の壮大な歴史を知ることができる画期的な展覧会です。見ればきっと、これまで以上に着物が好きになるはずです。

 

尾形光琳直筆!アート好き必見の小袖

『紅梅図屏風』などの国宝で知られる尾形光琳が、江戸・深川の材木商である冬木家の奥方のために、白い小袖に秋草図を描いたもの。光琳は呉服商の家に生まれましたが、彼の直筆で絵柄が描かれた小袖のうち、完全な形で残っているのはこの一点のみ。

白い小袖に可憐な草花が描かれた美しい作品で、「冬木小袖」の名称で親しまれ、国の重要文化財にも指定されています。

 

信長、秀吉、家康、篤姫…歴史上の有名人の着物も多数

信長や秀吉など、歴史にその名を残した有名人の着物をたくさん見られるのも、本展示会の魅力。着物の色や柄などから、なんとなくその人物のキャラクターがうかがえます。

映画やドラマ、小説などでのおなじみの人物が、かつて本当に生きていたことを実感できる貴重な展示です。この機会に、歴史ロマンに浸ってみてはいかがでしょうか。

 

アートのなかの着物!国宝の絵画にも注目

展覧会には、着物を描いたアートがいっぱい、国宝や重要文化財といった貴重なものが多数展示されています。

なかでも、着物好きにイチオシなのが「婦女遊楽図屛風(松浦屛風)」。江戸時代のファッションリーダーだった遊女たちの様子を描いた一枚で,まるでファッションショーみたいな素敵な屏風絵です。

江戸時代初期の最先端ファッションが描かれており、着物はもちろんヘアスタイルや小物まで、今見てもとってもおしゃれ。着物コーデの参考になるかも!?

 

開催概要

会期

2020年4月14日(火)~6月7日(日)

前期展示:4月14日(火)~5月10日(日)

後期展示:5月12日(火)~6月7日(日)

 

会場

東京国立博物館 平成館[上野公園]

 

開館時間

午前9時30分~午後5時

※金曜・土曜は午後9時まで開館

※入館は閉館の30分前まで

 

休館日

月曜日(ただし5月4日[月・祝]は開館)

 

料金

一般1,700円(1,500円)

大学生1,200円(1,000円)

高校生900円(700円)

※()内は前売り

 

公式サイト

https://kimonoten2020.exhibit.jp/access.html

 

着物好きなら思わずときめくような展示がいっぱいの「特別展 きもの KIMONO」。たくさんの着物や着物をテーマにしたアートに触れて、楽しい時間を過ごしましょう!